今回は初めてカラカスへの上京にバスを使いました。
トゥクピタの街外れのバスターミナルから、
朝の8時半発、所要約11時間、40BF(約2千円)
国営の「SITSSA」という会社が運行していて、
約2千円という金額でも、この国の物価からしたら格別に安い。

バスは必要以上に豪華。席も広くてリクライニングする。
欠点は冷房が寒すぎること。。。
行き先であるカラカスの「オリエンテ(東)バスターミナル」が、
いくらネットで検索しても出てこないので、
実はどの辺にあるのか良く判らないでバスに乗ってしまった。
ちょっと遅れて夜8時過ぎにカラカスの東ターミナルに到着。
タクシーに市内(アルタミラ、安全な地域)までの料金を聞くと、
「50BF(約2千5百円)」との答え。
っていうか、11時間乗ってきたバス代より高いじゃねーか。
絶対ボッタくられるとおもって、タクシーは止め。
とりあえずその辺の人に「地下鉄駅近くにありますか?」
ひげオヤジ「ミニバスしかないよ」
ということで、とりあえずミニバスに乗ってみた。
念のために運転手に「地下鉄駅に行きたいんだけど」
運転手「ああ、2BFね」(生返事)
10人ぐらい居た乗客がどんどん減っていき、
最後に乗客は女性と私だけになった。
そこで運転手「チノ(中国人)!お前どこに行くんだ!?」
私「バス乗るときに地下鉄だって言ったんだけど」
運転手「ちっきしょう!もう過ぎちまったよ。何で言わないんだ」
私「言ったけど・・・、ここで降りてタクシー使うわ」
運転手「お前、こんなところで降りたらコレもんだよ」
(と首を切る身振りをする)
同乗の女性「うん、うん」(うなずく)
私「マジで?!」
確かに街はゴミだらけ、今まで回った53か国中、
103回の渡航の歴史の中でここが一番やばそうだった。
しかも今は夜。大きなリュックも持っていて、
自分は一発で旅行者だとわかる。鴨が葱背負って来た状態だ。
ということで、特別に運転手が、コースではない次の駅の、
階段の目の前まで廻ってくれた。
運転手「走れ!チノ!」
改札口まで全速力で走った。
チノチノ言われたのはムカついたけど、
いつもは冷たいベネズエラ人が自分を助けてくれたのは、
ちょっと嬉しかった。
あとで調べてみた。駅の名前は「ペターレ」
日本の外務省の「海外安全情報」にばっちり出てた。
>(1)スクレ市(ペターレ地区)
>「渡航の是非を検討してください」
おいおい、紛争当事国じゃないのに、しかも首都圏なのに、
「渡航の是非検討(危険度2)」かよ・・・(汗)
どーなってんだ、一体。
>凶悪犯罪が多発しているスクレ市ペターレ地区には、
>カラカス最大の貧民街が広がっており、日常的に殺人、
>強盗等の凶悪犯罪が発生する大変危険な地域です。
>同地区は、警察部隊でも数十人規模の部隊を編成しなければ、
>危険で立入れない場所となっています。
・・・ごめんなさい。もう今度から素直にタクシー使います。
うーん、命があってよかった。
命はお金じゃ買えないからね。
かなり反省しています。
しかし、なんでまたあんな場所にバスターミナルなんだろ・・・

そんな場所にあるバスターミナル。建物は新しくて立派。
そんなバスですが、現在隣町(マトゥリン)とをつなぐ、
唯一の道路にある橋が落ちて(!)現在運休中。
橋も予算の関係で修理の目処立たず・・・。
橋が落ちるって、一体どーなってんだ・・・。
まさに陸の孤島、トゥクピタ。
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