2008年09月29日

カラカスのバスターミナル・サバイバル

ちょっと順番が前後してしまいましたが、
今回は初めてカラカスへの上京にバスを使いました。

トゥクピタの街外れのバスターミナルから、
朝の8時半発、所要約11時間、40BF(約2千円)
国営の「SITSSA」という会社が運行していて、
約2千円という金額でも、この国の物価からしたら格別に安い。

bussitssa.jpg
バスは必要以上に豪華。席も広くてリクライニングする。
欠点は冷房が寒すぎること。。。

行き先であるカラカスの「オリエンテ(東)バスターミナル」が、
いくらネットで検索しても出てこないので、
実はどの辺にあるのか良く判らないでバスに乗ってしまった。


ちょっと遅れて夜8時過ぎにカラカスの東ターミナルに到着。

タクシーに市内(アルタミラ、安全な地域)までの料金を聞くと、
「50BF(約2千5百円)」との答え。
っていうか、11時間乗ってきたバス代より高いじゃねーか。

絶対ボッタくられるとおもって、タクシーは止め。
とりあえずその辺の人に「地下鉄駅近くにありますか?」

ひげオヤジ「ミニバスしかないよ」
ということで、とりあえずミニバスに乗ってみた。
念のために運転手に「地下鉄駅に行きたいんだけど」
運転手「ああ、2BFね」(生返事)

10人ぐらい居た乗客がどんどん減っていき、
最後に乗客は女性と私だけになった。
そこで運転手「チノ(中国人)!お前どこに行くんだ!?」
私「バス乗るときに地下鉄だって言ったんだけど」
運転手「ちっきしょう!もう過ぎちまったよ。何で言わないんだ」
私「言ったけど・・・、ここで降りてタクシー使うわ」
運転手「お前、こんなところで降りたらコレもんだよ」
(と首を切る身振りをする)
同乗の女性「うん、うん」(うなずく)
私「マジで?!」

確かに街はゴミだらけ、今まで回った53か国中、
103回の渡航の歴史の中でここが一番やばそうだった。
しかも今は夜。大きなリュックも持っていて、
自分は一発で旅行者だとわかる。鴨が葱背負って来た状態だ。

ということで、特別に運転手が、コースではない次の駅の、
階段の目の前まで廻ってくれた。
運転手「走れ!チノ!」
改札口まで全速力で走った。

チノチノ言われたのはムカついたけど、
いつもは冷たいベネズエラ人が自分を助けてくれたのは、
ちょっと嬉しかった。


あとで調べてみた。駅の名前は「ペターレ」
日本の外務省の「海外安全情報」にばっちり出てた。

>(1)スクレ市(ペターレ地区)
>「渡航の是非を検討してください」

おいおい、紛争当事国じゃないのに、しかも首都圏なのに、
「渡航の是非検討(危険度2)」かよ・・・(汗)
どーなってんだ、一体。

>凶悪犯罪が多発しているスクレ市ペターレ地区には、
>カラカス最大の貧民街が広がっており、日常的に殺人、
>強盗等の凶悪犯罪が発生する大変危険な地域です。
>同地区は、警察部隊でも数十人規模の部隊を編成しなければ、
>危険で立入れない場所となっています。

・・・ごめんなさい。もう今度から素直にタクシー使います。
うーん、命があってよかった。

命はお金じゃ買えないからね。
かなり反省しています。


しかし、なんでまたあんな場所にバスターミナルなんだろ・・・

terminal oriente.jpg
そんな場所にあるバスターミナル。建物は新しくて立派。

そんなバスですが、現在隣町(マトゥリン)とをつなぐ、
唯一の道路にある橋が落ちて(!)現在運休中。
橋も予算の関係で修理の目処立たず・・・。
橋が落ちるって、一体どーなってんだ・・・。

まさに陸の孤島、トゥクピタ。
posted by hitsuji(クサミがある) at 10:51| 茨城 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | ベネズエラ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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