「ロライマ山」は、先にも紹介している通り、
ベネズエラ・ブラジル・ガイアナ国境に広がっている
世界遺産でもあるテーブル状の山々「ギアナ高地」の一つです。
山の上では数億年前の地質がそのまま残っていたり、
生物の約7割がここでしか見られない固有種であるなど、
その独特の自然環境から「ロストワールド(失われた世界)」の
モデルになったともいわれ、恐竜が出てきてもおかしくないような
不思議な景色が広がっていました。
そこをテントに泊まりながら、基地の街から5泊6日かけて
自分の足で登るという「トレッキング」をしてきました。
先に基地の街「サンタエレナ」に入りしていた仲間に、
旅行代理店に申し込みをお願いしました。
今回は、私の初トレッキング。
テントに泊まるのも初めてですし、
荷物を背負って2800mもの山を登る経験も初めてでした。
そういうこともあり、キャンプ用品・食料を運んでもらい、
自分で寝袋・マット・身の回り品を運ぶという、
値段は一番高いですが、一番楽なコースをお願いしました。
(1090BF/公定レート5万円ぐらい、実勢2万ちょっと)
…にも関わらず、今回はロライマ山に完敗。
12月は基本的に乾季のはずらしいのですが、
毎日の豪雨に打ちのめされ、荷物は全部水浸し、
(誰の日頃の行いの結果かは判りませんでしたが)
子泣き爺のようにどんどん重くなってくる荷物を背負い、
戦意を喪失し、呆然としながら気力だけで歩き、
水圧で息ができなくなるぐらいに水が増えた滝を、
「ファイト一発のCMかっ!」と突っ込みながら、
ロッククライミングのように岩をつかみ、
濡れた岩場に足をとられて何十回も転び、
他の人に遅れながらも、山を登りきったまでは良かった…。
しかし、下りるときには足の筋肉痛で
大リーグ養成ギブスを付けたような状態になり、
ガイドさんや一緒に参加したほぼ玄人のM氏の判断により、
半日、自分の荷物をガイドさんや他の方に持っていただくという、
大失態をしてしまいました。
リタイアこそ無かったものの、男としては悔しくてたまりません。
自分の体力の無さを痛感しました。
「トレッキング」という言葉をナメてました。
もっと体力を付けて、装備を整え、雨対策もしっかりして、
もう一度チャレンジしたいですね。
そんな感じでほぼずーっと雨に祟られたものの、
頑張ったご褒美か、運良くロライマ山頂で半日だけ雲が晴れ、
今まで見たことのないような別世界を目にすることができました。
そのときに写真をとりまくったので、
次回からは、山の上の自然を中心に紹介していきたいと思います。

出発した時は晴れてて「幸先いいな!」と思ったんだけどなぁ…
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