hitsujiは後部座席へ。
エンジン全開、機首を上げて。
ふわっ。
どんどん地上が遠くなっていく。
後を振り返ると、

あー、ノースウエストのジャンボ機があんなに小さく見える。
インストラクターさんが言う。
「さっき南に行ったから、次は北行きましょうか。」
「アンダーソン空軍基地、入れるときと入れない時があるんだよなぁ」
えー、このご時世にそんな真似できるんですか??
あんなに成田空港の警備が厳重だったのに・・・。
戦闘機がスクランブル発進してこないッスかね。
そんなこと考えている間に、
「今日は許可もらえるかなぁ。ディス・イズ・ノベンバー・・・」
インストラクターさん無線で空軍基地に侵入許可を取り始めた。
インストラクターさん「やったよ!今日は大丈夫だって。ラッキーだね」
おお、怖いけどそんな経験は又とないチャンス!
まあちゃんの操縦するセスナは空軍基地の上へ。
グアム国際空港と変わらない長さの滑走路。でかい。
その周りには広大な敷地の中に、軍の住宅やら施設がポツリポツリと。
ジャンボ機と同じか、もしかしたらそれより大きな輸送機が7〜8機。
これって、戦車が運べるとかいう輸送機かな・・・。
その他見慣れない飛行機が多数、hitsuji大興奮。
一方のまあちゃんはそれどころではなく、手に汗握って操縦中。
軍事機密に触れてしまうとアレなので、飛行機アップの写真だけにしました。
セスナは空軍基地の上を抜け、島の最北端へ。
さすが海がキレイ。
Uターンして、タモンのホテル街の上空。
あれがリーフホテル、あれが第一ホテル、あれがヒルトンホテル。
全部上空から見てホテル名が言えるところは、自分でもプロだと思った。
あっという間に着陸態勢。
さすがにセスナにも慣れた。そんなに怖くなくなった。
グアム国際空港に着陸したら、あとは大きな飛行機に乗り換えて帰るだけ。
ああ、寂しいなー。
とか思っていると、ドスン、ガタガタ・・・。
無事着陸。お疲れ様でした。
免許ヲタのhitsuji、セスナの免許も欲しい。
インストラクターさんに
「ちなみに、ですが、これ免許訓練するとお幾ら位ですか」
と聞いてみた。
「えーと、人にもよるけど大体二〜三百万かな」
やっぱり、夢は夢のままにしておこう。
これは空港に駐機中の昔の飛行機。
まあちゃん、お疲れ様でした。
急に誘ったにも関わらず、よく付き合ってくれた。
明日から又仕事だね。今週も仕事に呑まれないように、お互い頑張ろう!
その数年後。
まあちゃんの結婚式。
食べ終わった伊勢エビのおカシラ(エビの頭の殻)を友人達に頭の上に乗せられて、
「エビ星人!!」とかふざけていた酔っ払いhitsuji。
「まあちゃん!エビカニが苦手なのに良く伊勢エビを出す決心をした!
キミも男になったなぁ」
意味不明な事を言って、嫌がる今日の主役と
無理やり肩を組む酔っ払いエビ星人。
式も中盤、式場が暗くなり、主役二人のそれぞれの思い出写真のスライド上映。
エビ星人もさすがにおとなしく席に着く。
プロフィール紹介で「XXXさん(まあちゃんの本名)の趣味は旅行です」
おお、そんなこと一つも聞いてなかったぞ。キミの趣味は旅行だったのか。
「今まで行ったところは、韓国・台湾・中国・グアム・サイパン」
おいおい、全部私がキミを連れまわしたところではないか。
式場にスライドで映し出された写真には、
思い出の南の島と、焼肉食べすぎで出っ張ったhitsujiのお腹が写っていた。
照れくさかったが、正直言うとちょっと嬉しかった。
また長い話に付き合っていただき、誠にありがとうございました。
おかげさまでアクセス数もアップしてまいりました。
今後とも応援宜しくお願いします。
次回は、仕事に疲れ自分を探しに行ったインド・ネパール編。
その前に、仕事ネタ(主に添乗の時の話)、とこやさんシリーズなどの
アップをしていきます。
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乗っている本人はドキドキでした。
自分で言うのもなんですが、小器用にこなす方ですが、さすがに空を飛ぶ経験もなく、勘も働かず。貴重な体験でした。
けど、読んでくれてありがとう。
ちょっと本人に読まれると気恥ずかしいが…。
いつもクールなまあちゃんの、青ざめたあの顔を私も一生忘れることはないでしょう。
今出張中で、クライアント様の食事が終わるのを部屋で待っています。これから深夜に掛けて打ち合わせが待っています。
厳密には「仕事中」かも知れないが、夜8時(添乗員の拘束時間)も過ぎたことだし、まあこんな書き込みやっていても会社には許してもらおう。